演習IIではArduinoを使って遊び実習します.
これで準備完了ですので,残りの時間はLチカに取り組んでみてください
アナログ入力 → 動画,暗くなると点灯するLED → 動画
シリアル通信 → スケッチ1の動画 スケッチ2の動画,温度湿度センサ → 動画
IRリモコン → 動画,IRリモコンとステッパーモータ → 動画,冬休みの宿題(オリジナル作品制作)の質問・相談
作品発表会
この授業のために,火曜4限にS207教室を確保していますのでご利用ください
Arduinoで動作するプログラムはスケッチと呼ばれます. このスケッチは専用のプログラミング言語で書かれていて,大きく分けて以下の2つの部分から構成されます.
電子回路のプロトタイピング(試作)をするために便利なのがブレッドボードです. キットのケースのいちばん底の方に入っている,細長い箱の中身がそれです. ブレッドボードはプラスチックケースに格子状に穴が開けられていて,この穴に端子(ピン)を挿すことで回路を作ります. 穴の中には電極があり,内部では下図の緑色の線のように,縦または横に接続されています. そのため,同じ列に端子を挿せば,ブレッドボード内でその端子どうしが電気的に接続されるのです.
↑この図は,すべての穴に線を引くと見づらいので代表的な線だけ引いています. ブレッドボードの長辺にある穴は長辺に沿って接続されています. ここは回路全体で利用する電源線として利用することが多いです. 赤い線の方を「+(プラス)」,青い線の方を「ー(マイナス)」として使います(マイナスのことをGND(グラウンド)とも呼びます). それ以外の穴は,各列ともそれぞれa〜eまでが接続され,中央の溝を挟んでf〜jまでが接続されています.eとfの間はつながっていません.
抵抗はその抵抗値を色帯(カラーバンド)で表します. このキットには5本の色帯が描かれた抵抗が入っており,それぞれ抵抗値の印刷された紙テープでまとめられています.そのため,紙テープから抵抗を離さなければ抵抗値がわからなくなることはないのですが,一旦バラバラになってしまうと訳がわからなくなってしまいます. そういうことのないよう,抵抗の見分け方を身につけておきましょう. 色帯の構造についてこのページに詳しく載っています.「5線表示の場合」というところを見てください. 例えば,100Ωなら,100×10^0(100かける10の0乗)なので,茶,黒,黒,黒となります. 誤差を表す色帯は,このキットに入っている抵抗ではすべて茶のようですので,100Ωの抵抗は茶,黒,黒,黒,茶ということになります.